月5万円の積立で2,600万円へ!
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月5万円をインデックス投資(年利7%)した場合の資産推移(20年)
Y軸|資産額(万円)
X軸|投資期間(年後)
🟦青線|運用資産額(複利込み)
🟧オレンジ線|元本累計

今回の記事は長いけど
わかりやすく書いたので読んでくれたら嬉しいです。
💡 長期投資が有利な理由
「投資はリスクが高くて怖い…」
そう感じる人は多いですが、それは短期的な値動きを意識しすぎているからです。
実は、15年以上の長期保有であれば、歴史的に見ても株式投資はほぼプラスの結果を残してきました。
特に米国株(S&P500)は、世界経済の中心であり続け、長期的に年7〜10%の成長を続けてきました。
今回は「月5万円をeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に20年間積み立てたらどうなるのか?」を、楽天証券の信託報酬データをもとにわかりやすく解説します。
1. 複利の力
例えば100万円を年利7%で運用した場合、1年後は107万円になりますが、2年目はこの107万円全体に7%がかかるため、114.49万円に増えます。
このように、最初の数年間は増加ペースが緩やかですが、10年・15年と経過するにつれて、利益の上にさらに利益が積み重なり、加速度的に資産が膨らんでいきます。
長期投資では、この複利のパワーこそが最大の武器です。



私みたいに短期投資のトレーダーにならないでね!!
2. 米国経済の強さ
アメリカは人口増加・イノベーション・資本主義の仕組みがうまく機能しており、過去100年以上の歴史を見ても株価は長期的に右肩上がりです。
S&P500を買うということは、米国経済全体の成長をまるごと取り込むのと同じ意味を持ちます。
3. 時間分散の効果(ドルコスト平均法)
例えば月5万円を毎月同じタイミングで投資すると、株価が高いときは少ない口数を、株価が安いときは多くの口数を買うことになります。
結果として、長期的には購入単価が平均化され、暴落時の心理的負担も軽減されます。
特にS&P500のような長期で成長が見込める資産では、ドルコスト平均法が相性抜群で、相場のタイミングを読もうとする必要がなく、ほったらかしで資産形成を進められます。
📋 シミュレーション条件
項目 | 設定 |
---|---|
毎月積立額 | 5万円 |
投資先 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
想定利回り | 年利7%(S&P500過去平均) |
投資期間 | 20年 |
信託報酬 | 年0.0814%(楽天証券基準) |
💡 信託報酬0.0814%は世界的に見ても最安水準。長期投資では、この「コストの低さ」が将来の資産額に直結します。
🏆 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の魅力
- 低コスト運用(信託報酬0.0814%)
- 高い流動性 → いつでも売却可能
- 分散投資 → 500社に一度で投資
- つみたてNISA対象 → 利益が非課税
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、長期投資を考えるなら真っ先に候補に入るべき人気No.1のインデックスファンドです。
その理由はシンプルで、「世界最強の経済=米国経済の成長力」と「圧倒的な低コスト」、そして**「長期で資産を倍増させる複利効果」**の3つを兼ね備えているからです。
⚖️ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のメリットとリスク
✅ メリット
🌎 世界経済の中心・米国に長期投資できる
米国は世界最大の経済大国で、テクノロジー・金融・消費などあらゆる分野でリーダー的存在です。S&P500に投資することで、その成長を丸ごと取り込めます。
📈 過去実績から見ても高い成長性
S&P500は過去数十年にわたり年平均約7%のリターンを記録しています。暴落を経験しながらも、長期的には安定して成長してきました。
💤 ほったらかし運用が可能
一度積立設定をすれば、自動で買い付けが行われます。価格変動を気にせず、時間を味方につけた資産形成が可能です。



ほったらかしができたら1流投資家です。
リスク
⚠️ 為替変動による資産の目減り
米国株はドルで取引されるため、円高になると円換算での資産価値が下がることがあります。
逆に円安では資産価値が上がることもありますが、為替の動きは予測が難しいため注意が必要です。
⚠️ 短期的な暴落
景気後退や世界的なニュース、金融危機などで株価は短期間に大きく下がることがあります。
ただし、長期保有を続けた投資家は過去の暴落からも回復してきた実績があります。
⚠️ 将来の利回りは保証されない
S&P500は過去に年平均約7%の成長をしてきましたが、それが今後も続くとは限りません。
経済状況や金利、企業業績の変化により、利回りは上下する可能性があります。
🛠 実践のコツ



毎月、投資信託をコツコツ積み立てよう!!
- つみたてNISAを最大限活用
- 自動積立設定で感情を排除
- 暴落時こそ積立をやめない
- 生活防衛資金は別で確保
💡 つみたてNISAを最大限活用
つみたてNISAは、年間40万円(2024年以降は制度改正で非課税枠拡大)の投資枠に対して、運用益が非課税になる制度です。
通常、株式や投資信託の利益には約20%の税金がかかりますが、つみたてNISAを使えばその税金がゼロに。
長期投資で複利の効果を最大限に活かすためには、まずこの制度をフル活用するのが鉄則です。
ポイント
- 非課税期間は最長20年(新NISAは恒久化)
- 利益が非課税=20%のリターン増加と同等の効果
- インデックスファンドとの相性が抜群
💡 自動積立設定で感情を排除
投資で失敗する多くの原因は、「感情」にあります。
株価が上がれば「もっと買いたい」、下がれば「怖くてやめたい」という心理が働きます。
しかし、自動積立設定をしてしまえば、毎月決まった日に一定額が自動で投資されるため、感情に左右されず淡々と積立を続けられます。
ポイント
- 投資日を固定し、価格に一喜一憂しない
- ドルコスト平均法で平均購入単価を下げられる
- 手間がかからず、ほったらかし運用が可能
💡 暴落時こそ積立をやめない
市場が暴落すると、つい積立をストップしたくなります。
しかし、実は暴落時こそ最高の買い場です。
安くなったときに買い続けることで、将来のリターンは大きく向上します。
歴史的に見ても、株式市場は暴落のたびに回復し、長期的には右肩上がりを続けています。
ポイント
- 暴落時=セール期間と考える
- 積立を続けた人ほど、回復時の利益が大きい
- リーマンショック・コロナショック後も市場は急回復
💡 生活防衛資金は別で確保
長期投資を安心して続けるためには、生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)を現金で確保しておくことが必須です。
これがないと、相場が下落したときに生活費のために投資を解約せざるを得なくなり、複利効果が途切れてしまいます。
ポイント
- 投資資金と生活費は完全に分ける
- 急な出費にも対応できるようにする
- 精神的な余裕が積立継続のカギ
✅ まとめ
米国を代表する500社に分散投資できるため、一社だけに依存せずに世界経済の中心の成長を丸ごと取り込めます。さらに、つみたてNISAを活用すれば非課税で運用でき、複利効果を最大限に引き出すことが可能です。
一方で、為替変動・短期的な暴落・将来利回りの不確実性といったリスクも存在します。しかし、これらは長期目線と分散投資によって軽減できる可能性が高いです。
資産形成において最も大切なのは、時間を味方につけて続けること。相場の上下に一喜一憂せず、自動積立でコツコツと投資を続けることが、将来の大きな資産につながります。