FX基本用語(100個)


  1. FX(外国為替証拠金取引)
    外国の通貨を売買し、その差益を狙う取引のこと。証拠金を担保にレバレッジをかけて取引する。
  2. 通貨ペア
    「ドル/円」「ユーロ/ドル」のように、売買対象となる2つの通貨の組み合わせ。
  3. レート
    通貨ペアの交換比率。「1ドル=110円」のように価格で示される。
  4. スプレッド
    買い値(Ask)と売り値(Bid)の価格差。これが実質的な取引コストとなる。
  5. 証拠金
    取引を行う際に、担保として差し入れるお金。証拠金以上の取引を可能にするのがFXの特徴。
  6. レバレッジ
    少額の証拠金で大きな取引を行う仕組み。レバレッジ 10 倍なら証拠金の 10 倍の取引が可能。
  7. ロット(Lot)
    FXでの取引数量単位。国内業者では「1万通貨(=1Lot)」などが多い。
  8. ポジション
    買いや売りで保有している状態。新規で買い注文を出したら“買いポジション”、売り注文なら“売りポジション”を持つ。
  9. ロング(Long)
    買いポジションを持つこと。通貨が値上がりすれば利益となる。
  10. ショート(Short)
    売りポジションを持つこと。通貨が値下がりすれば利益となる。
  11. 決済
    持っているポジションを反対売買すること。買いポジションを売る、売りポジションを買い戻す、など。
  12. PIPS(ピップス)
    FXでの通貨ペアの変動幅を表す最小単位。ドル円の場合は小数第2位(0.01円)が1pips。
  13. Lot数
    トレードにおいて何通貨単位で取引しているかを示す。数量を増やすほどリスク・リターンともに大きくなる。
  14. 成行注文(マーケット注文)
    現在の価格で即時に売買を成立させる注文方法。
  15. 指値注文
    希望の価格を指定して注文する方法。指定した価格になれば自動的に売買が成立する。
  16. 逆指値注文(ストップ注文)
    指定した価格以上(または以下)になったら自動で注文が入る方法。損切りやブレイクアウト狙いなどに使われる。
  17. IFD注文(イフダン注文)
    新規注文と決済注文を同時に設定する方法。片方が成立するともう片方が自動発動する。
  18. OCO注文(オーシーオー注文)
    2つの注文を同時に出し、どちらかが成立したらもう一方を自動的にキャンセルする注文。
  19. IFD-OCO注文
    IFD と OCO を組み合わせた注文方法。新規注文と2つの決済注文を同時に設定できる。
  20. スワップポイント
    通貨間の金利差調整で発生する受取りまたは支払い。高金利通貨を買えばプラススワップ、売ればマイナススワップ。
  21. マージンコール
    含み損拡大で証拠金維持率が低下した際、追加証拠金を求められること。
  22. ロスカット
    証拠金維持率が一定以下に下がった場合、自動的にポジションが決済されて損失を確定する仕組み。
  23. マージン(保証金)
    証拠金と同じ意味で用いられることが多い。「担保として預ける資金」の総称。
  24. 含み益(含み損)
    未決済ポジションが利益(損失)状態のままのこと。決済するまでは確定しない。
  25. 損切り
    損失が小さいうちにポジションを決済すること。損失拡大を防ぐために行う。
  26. 利確(利益確定)
    利益が出ているポジションを決済して利益を確定させること。
  27. チャート
    通貨ペアの価格変動をグラフ化したもの。ローソク足チャートやラインチャートなど種類がある。
  28. ローソク足
    ある一定期間(1日や1時間など)の始値、高値、安値、終値を示すチャート。
  29. ラインチャート
    終値だけを結んだシンプルな折れ線グラフ。
  30. バー・チャート
    始値・終値の位置が左右に示された棒で価格変動を表すチャート。
  31. 足(あし)
    ローソク足で表される取引時間の区切り。1分足、5分足、日足など。
  32. トレンド
    相場の方向性。上昇トレンド、下降トレンド、横ばい(レンジ)など。
  33. サポートライン(支持線)
    相場が下落したときに反発しやすい価格帯を結んだ線。
  34. レジスタンスライン(抵抗線)
    相場が上昇したときに反落しやすい価格帯を結んだ線。
  35. トレンドライン
    上昇または下降する相場において、安値や高値を結んだ線。相場の方向性を視覚化するために引く。
  36. レンジ相場
    価格が一定の範囲内で上下を繰り返す相場状況。
  37. ブレイクアウト
    レンジやサポート・レジスタンスを大きく抜けて価格が動き始めること。
  38. ダマシ(false break)
    ブレイクしたように見えて再び元に戻るなど、相場が一時的に急変し、最終的に抜けきらない動き。
  39. スキャルピング
    数秒~数分程度の超短期取引で、小さな利益を積み重ねる手法。
  40. デイトレード
    1日の間にポジションを建てて決済する短期取引。
  41. スイングトレード
    数日~数週間ポジションを持ち、ある程度まとまった値幅を狙うトレード。
  42. ポジショントレード
    数週間~数ヶ月やそれ以上ポジションを持つ長期トレード。
  43. テクニカル分析
    過去のチャートやインジケーターなどを用いて相場を分析する手法。
  44. ファンダメンタルズ分析
    各国の経済状況、金利、政治情勢などを考慮して相場を予測する手法。
  45. RSI(相対力指数)
    テクニカル指標のひとつ。買われすぎや売られすぎを示すオシレーター。
  46. MACD
    移動平均線を基にしたテクニカル指標。トレンドの転換点を探るのによく使われる。
  47. ボリンジャーバンド
    移動平均線と標準偏差を用いた指標。価格の収束や拡散を視覚化する。
  48. 移動平均線(MA)
    一定期間の平均価格を線で表したもの。短期・中期・長期など複数を組み合わせて使う。
  49. SMA(単純移動平均線)
    ある期間の終値の平均値を結んだ線。
  50. EMA(指数平滑移動平均線)
    直近の価格をより重視して計算される移動平均線。
  51. トレンドフォロー
    上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売りでついていく手法。
  52. 逆張り
    上昇トレンドで売り、下降トレンドで買いなど、トレンドに逆らった手法。
  53. サポレジ転換
    以前サポートだった価格帯が、将来的にレジスタンスとして機能する(あるいはその逆)こと。
  54. ダウ理論
    相場のトレンド形成や転換を評価する考え方。高値・安値の切り上げ切り下げを意識する。
  55. アノマリー
    理論やファンダメンタルズでは説明できないが、なぜかよく当たる“経験則”や傾向のこと。
  56. ドルストレート
    ドルを含む通貨ペア(例:EUR/USD、GBP/USD など)の総称。
  57. クロス円
    円と、ドル以外の通貨を組み合わせた通貨ペア(例:EUR/JPY、GBP/JPY など)。
  58. クロスレート
    ドルを介さずに直接2つの通貨を交換するレート(例:EUR/GBP など)。
  59. 主要通貨
    世界的に最も取引量が多い通貨。米ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドルなど。
  60. USD(米ドル)
    最も取引量が多い通貨。世界の基軸通貨としての地位がある。
  61. EUR(ユーロ)
    ヨーロッパ各国の共通通貨。米ドルに次ぐ取引量の多さを誇る。
  62. JPY(日本円)
    日本の通貨。FX ではドルと並び重要な役割を持つ。
  63. GBP(英ポンド)
    イギリスの通貨。ボラティリティ(値動き)が大きいことで有名。
  64. AUD(豪ドル)
    オーストラリアの通貨。資源国通貨の代表。
  65. NZD(NZドル)
    ニュージーランドの通貨。同じく資源国通貨として豪ドルと動きが似る傾向。
  66. CHF(スイスフラン)
    スイスの通貨。リスク回避時に買われやすいとされる“安全通貨”のひとつ。
  67. CAD(カナダドル)
    カナダの通貨。原油価格との連動が比較的強いとされる。
  68. 通貨のボラティリティ
    値動きの幅や変動率のこと。ボラティリティが高いほど短期で大きく動く。
  69. 経済指標
    各国の経済状況を示すデータ(GDP、雇用統計、物価指数など)。
  70. 雇用統計(米国)
    毎月第一金曜日に発表される米国の雇用状況データ。FX 市場への影響が非常に大きい。
  71. FOMC
    米連邦公開市場委員会。米国の金融政策を決定する場で、金利の変動などが注目される。
  72. ECB
    欧州中央銀行。ユーロ圏の金融政策を決定する組織。
  73. BOJ(日本銀行)
    日本の中央銀行。金融政策決定会合が注目される。
  74. 金融政策
    中央銀行が金利や通貨供給量などをコントロールして景気に影響を与える政策。
  75. 利上げ/利下げ
    中央銀行が政策金利を引き上げる/引き下げること。為替市場に大きな影響を与える。
  76. 市場のセンチメント
    市場参加者全体の心理状況。リスクオン(積極投資)・リスクオフ(安全資産重視)など。
  77. リスクオン
    投資家がハイリスク資産を積極的に買う傾向。新興国通貨や株式などが買われやすい。
  78. リスクオフ
    投資家が安全資産(円やスイスフラン、米国債など)に資金を移す傾向。
  79. インターバンク市場
    銀行同士が通貨を売買する国際的な市場。FX レートの根幹。
  80. インターバンクレート
    インターバンク市場で提示される為替レート。個人投資家が実際に取引できるレートとは異なる場合も。
  81. ドル高
    他の通貨に対してドルの価値が上昇すること。
  82. ドル安
    他の通貨に対してドルの価値が下落すること。
  83. 円高
    他の通貨に対して円の価値が上昇すること。
  84. 円安
    他の通貨に対して円の価値が下落すること。
  85. トレードプラン
    いつ、どの水準でエントリー・決済するかといった戦略全体のこと。
  86. リスクリワード比
    取れる利益と許容する損失の比率。1:2 など具体的に設定するとよい。
  87. 損益計算
    (エントリー価格 – 決済価格) × 取引数量 などで計算。スプレッドやスワップも考慮。
  88. コスト(手数料)
    FX会社による口座維持費は無料が多いが、スプレッドや出金手数料などのコストは要チェック。
  89. メンタルコントロール
    恐怖や欲望に流されず、冷静にトレードを続けるための心構え。
  90. システムトレード
    売買ルールを機械的に設定し、感情を排した取引を行う手法。
  91. 自動売買(EA)
    プログラムに従って自動的に注文を出す仕組み。MetaTrader などで用いられる。
  92. 裁量トレード
    自分自身の判断で売買を行う取引方法。
  93. バックテスト
    過去のチャートデータで自動売買プログラムや手法が機能するか検証する作業。
  94. デモトレード
    仮想資金で取引を体験できるシステム。初心者が練習するのに最適。
  95. リアルトレード
    実際のお金を使った取引。デモトレードとは違いメンタル面に影響を受けやすい。
  96. スキャム(詐欺)
    怪しい投資話や高額な情報商材など、FX に絡んだ詐欺には注意が必要。
  97. アービトラージ(裁定取引)
    異なる市場やFX会社間の価格差を利用してリスク無しで利益を得ようとする手法。
  98. ヘッジ
    他のポジションの損失を相殺する目的で逆方向の取引を行うこと。
  99. 相関関係
    通貨ペア同士の価格変動が似る(正の相関)/逆に動きやすい(負の相関)関係。
  100. モメンタム
    相場の勢いや方向性の強さを示す概念。トレンドが加速しているかを判断する際に使う。

まとめ
FX の世界は専門用語や略語が多く、初心者にはわかりにくい部分もあります。上記の 100 用語は、まず最初に理解しておきたい基礎的なキーワードです。実際の取引に入る前に、用語の意味や使い方をしっかりと押さえておきましょう。デモトレードで用語の使い方や注文方法を試してから、リアルトレードに進むのがおすすめです。